カテゴリー: News

  • WordPressのレスポンス改善

    最近、自社サイトで各種プラグインやテーマを試しているうちに、次第にレスポンスが悪くなっていると感じたのであらためて高速化について調べてその対策をしてみました。

    これまでは定番のプラグイン “WP Super Cache” を使っておけば良いと思っていたのですが、バージョンアップを重ねて高機能化するのは良いものの設定項目が多くて管理に手間取ったり、他のプラグインとの相性の問題があったり。ということで高速化について調べてみると他にも高速化の要素があることに気がつきました。

    今回、主に参考にさせていただいたサイト。

    それと上記サイトでも一部紹介されているレスポンスを確認するためのツール

    で、今回新たに組み込んだプラグインは次の3個です。

    • WP-Optimize
      投稿記事の複数リビジョンや下書き、スパムコメントなどの削除と
      DBの最適化を手動で行うことができます。
    • MO Cache
      翻訳ファイル(.mo)のキャッシュ
    • WP File Cache
      上記キャッシュを複数のアクセスに対応させる

    そしてツールで測定した結果、タイミングとか時間帯によってばらつきがありますが、読み込みの時間が以前の約60%に改善されました。
    ブラウザで直接開いてみると、以前はしばらく待たされる感じがあったのですが、対策後はそれほど待たされる感じもなくすっと表示されます。ブラウザのキャッシュやネットワークの状態などいろいろな要素が絡みますので一概に良くなると言い切れない部分もありますが、WordPressのレスポンスが悪いと感じられる場合は、試してみてはいかがでしょうか。

  • アジャイルサムライ読書会#7のふりかえり

    先週末の9月1日にアジャイルサムライ読書会#7に参加しました。内容はインセプションデッキの後半(5.2~5.5)でした。

    5.2「夜も眠れなくなる問題は何だろう?」
     プロジェクトが進みだすと、不安なことがあっても口に出しにくかったり、質問しにくい雰囲気になったりしますよね。どうしようもなくなって「実は…」となるよりは最初からそういう要素を洗い出して明記して共有すること。

    5.3「期間を見極める」
     開発プロジェクトの期間は6ヶ月以内がのぞましい。もちろんあらゆるプロジェクトが6ヶ月でできるわけではないが、3ヶ月あるいは6ヶ月といったできるだけ短い期間におさまるように分割して計画を立てる。

    5.4「トレードオフ・スライダー」
     あらゆるプロジェクトは次の4つのフォース(力)によって統治される。

    1. 時間
    2. 予算
    3. 品質
    4. スコープ

    言い替えれば大きく4つの制約があるということ。
    この時間、予算、品質を動かすことができないとすれば、調整可能な要素はスコープ(範囲)のみ。
    「どれも最優先」とか「これとこれは同じレベル」というのは禁止。
    このルールによって諦めるものを明確にすることができる。
    あと、上記の4つ以外でプロジェクトの重要な要素をスライダーの項目に追加する。
    顧客と共にスライダーを設定する。

    5.5「何がどれだけ必要なのか」
    期間、メンバー、予算。
    この部分はいろいろ議論がありました。
    そもそもメンバーは社内で手が空いている人で、おのずと決まっているとか、
    予算も期間も決まった後でアサインされて、そこから作業規模を洗い出したところでどうにもならない、など。
    日常の仕事を考えれば、確かにそのような状況が一般的かも知れませんが、
    新たなプロジェクトに対してチームを編成することを考えると、果たしてそれでプロジェクトがうまく行くのか。
    まったくリソースが足りてないところで、無理やりチーム編成をして進めてしまっているのではないか。
    とても考えさせられる内容でした。
    単価の話もしました。その場では「上流だったらこれぐらいかなぁ」という話もありましたが、後で考えてみると上流とか下流という時点でアジャイルではないようにも思いました。

    さて、次回のアジャイルサムライ読書会は10月6日(土曜日)の予定です。
    http://agile459.doorkeeper.jp/
    随時 #agile459 というハッシュタグでTwitterで情報が流れていますのでよろしければご利用ください。

    それと補足の資料。

    読書会の中で「そもそもウォーターフォールって…?」のような議論があったので、
    前にForkwellで見かけた記事を貼っておきます。
    “History of Waterfall”

  • 投稿フォームと会員制について – WordPress

    先日、ホームページに関するお問い合わせをいただきました。
    その中のひとつのご要望として予約を受けれるようにしたいとのこと。
    予約に関するご要望をまとめてみると次のような感じです。

    • 現在の予約状況がわかる必要はない。
    • お客様からご希望の日付をメールで受け取る
    • メールが届いたら折り返し電話またはメールする。
    • 日時が決まればあとは自前で管理する。

    会員制を前提としたCMSも考えてみたのですが、それほどの機能も必要なさそうです。
    そこでWordPressを基本に、プラグインの組み合わせを試してみました。

    必要なもの。

    • WordPress本体
    • WP-Members(プラグイン)
    • Fast Secure Contact Form(プラグイン)

    以下、簡単な手順です。
    ※Fast Secure Contact Formについては、先日の記事とほぼ同じです。

    1. WP-Membersのオプション
      すべての投稿や固定ページをデフォルトで会員専用にすることができます。
      今回はデフォルトですべて公開とし、新たに作成するご予約フォームのみ会員専用にしてみます。
    2. WP-Membersのフィールド
      シンプルな例にするため、表示項目を減らしておきます。(姓、名、電話、メールアドレス)
    3. フォームの作成(タイトル)
      フォームのタイトルを入力します。
      本文に [si-contact-form form=’1’] のように入力するとページ内にフォームが設置できます。
    4. 画像認証
      登録済みのユーザには画像認証を表示しないように設定できます。
    5. 日付、時刻の項目追加
      Extra Fieldに項目を追加します。適宜オプションを調整します。
    6. 日付、時刻のフォーマット
      日付および時刻の表示形式をセットします。
    7. 固定ページ(フォーム)の追加
      上記で作成したフォームを組み込むための固定ページを追加します。
    8. カスタムフィールドを使用
      会員制(WP-Members)を有効にするため、ダッシュボードでカスタムフィールドを表示させます。
    9. ブロックを有効にする
      “block”というカスタムフィールドを追加し、値を”1″にして保存します。
      これで会員向けのページになります。(ログインが必要)
    10. 開いてみる
      ログインが必要な状態になるので、新規ユーザ登録をしてみます。
    11. ログイン
      登録したメールアドレスにパスワードが届くので、ログインしてみます。
    12. 入力フォーム
      氏名、メールアドレスが入力済みの状態になります。CAPTCHAも非表示になります。

    以上です。

  • ESXi-5.0のインストール – 手順の概要

    先日までESXiを4.1で利用しておりまして、もろもろのメンテナンスのついでに5.0に入れ替えました。

    詳しくは公式サイト(VMware vSphere Hypervisor)をご覧ください。

    そのときの手順(スクリーンショット)をざっとスライドにまとめてみました。

  • お問い合わせフォーム – WordPress

    お問い合わせフォームに日付や時刻の項目を追加しようと思って調べてみたら “Fast Secure Contact Form” というプラグインが見つかりました。お問い合わせフォームといえば、”Contact Form 7″ が定番になっていますが、こちらのプラグインも機能が充実していてよさそうです。

    Fast Secure Contact Form
    Fast Secure Contact Form(スクリーンショット)

    公式サイトはすべて英語になっていますが、日本語に対応しており設定画面はほぼ日本語で表示されますので無理なく使えると思います。

    まずダッシュボードの「プラグイン」から「FS Contact Form Options」を開きます。

    デフォルトで4種類のフォームが作れるようになっています。
    フォームを設置する場合はこの設定画面の上のほうにある、
    [si-contact-form form=’1’]
    というコードを本文中に貼り付けるだけです。
    また、「プレビュー」をクリックすると、その場でフォームが確認できます。

    ひとまず基本項目はそのままで各種オプションも初期値のままにしておいて、
    追加項目「Extra Field 1」に日付を追加してみます。

    各項目を編集したら、随時「更新」ボタンで保存しておきます。
    同様にして「Extra Field 2」に時刻を追加します。

    その他、必要に応じて各種オプションを編集します。

    サンプルで作ってみたフォームはこんな感じです。

    それよりも、このプラグインとvCitaというサービスとの連携が気になります。

    http://www.vcita.com/

    このフォームからのお問い合わせをカレンダーに連携させることで、スケジュール管理ができます。
    また、ビデオまたは音声によるオンラインミーティングの予約にもなって
    ビデオミーティング用のアプリも提供していて、
    顧客管理ができて、
    有料サービスのための決済もできます。とか。
    ※FAQを読んでみると、ビデオミーティングは Adobe Flash が必要とのこと。w

    英語ですがプロモーションビデオがありますので参考まで。
    Welcome to vCita

  • 新アプリをリリースしました。 – Android

    新アプリをリリースしました。 – Android

    新しいアプリをリリースしました。

    パスリス – PasLis
    詳細およびダウンロードはGoogle Playのページをご覧ください。

    Android用アプリです。
    パスワードを簡単に作成することができます。
    大文字、小文字、数字、記号を 使う・使わない が指定できます。
    それと、パスワードの長さや作成する個数も指定できます。
    メールなど他のアプリに転送するシェア機能もあります。

    お気軽にお試しください。

    ご意見、ご要望などありましたらお気軽にどうぞ。

  • Fragmentへの対応 – android

    スマホ向けにアプリを作って、

    ふとタブレットで開いてみると、残念なレイアウトになっていたり…

    そういうことがないように、Fragment機能を活用してアプリを作るための参考書の紹介です。

    Support packageを使って Android-1.6 から対応させる記述もあって助かります。

  • 更新情報の取得に失敗しました。// EC-CUBE

    EC-CUBEの管理画面に関する記事です。

    レンタルサーバの仕様によって、

    「更新情報の取得に失敗しました。」

    というメッセージが表示される場合があります。

    ひとつの原因として phpinfo() の項目で、

    allow_url_fopen Off

    となっているとこのメッセージが出力されるようです。

    その場合の解決方法。

    EC-CUBEを配置したフォルダ内の .htaccess に次の1行を追加します。

    php_flag allow_url_fopen ON

    以上です。

  • プリンタドライバの削除

    手持ちのプリンタではないのですが、プリンタの追加手順を確認するために

    某メーカーのサイトからドライバをダウンロードしてインストール。

    で、一通り確認できたので削除しようとして、プリンタ自体は削除できたのですが、

    ドライバの削除方法がわからない。

    ということで、削除方法を検索していたらこちらに記事が見つかりました。

    windows7でプリンタドライバを大量に削除する方法。(☆)

    上記に沿って調べてみると、今回追加したプリンタ以外にも、

    以前に使っていてすでに廃棄したプリンタのドライバが見つかり、

    まとめて削除。助かりました。

    ついでにマイクロソフトの記事もありました。

    プリンター ドライバーを更新および管理する

    参考までに主な手順とスクリーンショットを添えておきます。

    「コントロールパネル」->「システムとセキュリティ」->「管理ツール」

    「管理ツール」 -> 「印刷の管理」

    「印刷の管理」->「プリントサーバー」->「ドライバ」

    不要なドライバを選んで削除。

    以上です。

  • Eclipse(Juno)エディタでの不具合

    Eclipse(Juno)の不具合、こちらの記事で助かりました。
    http://frmmpgit.blog.fc2.com/blog-entry-133.html

    例えば複数のXMLファイルを開いて編集しようと Copy & Paste すると、
    エディタの裏側に隠れているファイル(コピー元)が書き換わってしまう状況でした。

    そこで上の記事に倣って”XML Editor”をデフォルトに設定します。

    また”Android Common XML Editor”を削除する場合でも、後で[Add…]ボタンで
    元に戻すことができます。

    ここで”XML Editor”をデフォルトに設定しただけではXMLファイルの編集で
    “Android Common XML Editor”が立ち上がってしまうようですので、
    編集したいXMLファイルを右クリックして、Open Withで”XML Editor”を
    選ぶと次からは”XML Editor”で編集できるようになります。