タグ: LibreOffice

  • Calcの日付フォーマット – LibreOffice

    「自由に使えるオフィススイート」https://ja.libreoffice.org/

    Calcのセルに日付データがある場合のフォーマットについてメモ書きです。
    例えば、セルの内容が次のような場合。

    A B
    1 2015-10-02 10:47 =TEXT(A1, “M月D日”)

    上記のようにB1セルに =TEXT(A1, “M月D日”) と書くと、
    10月2日
    と表示することができます。

    LibreOfficeヘルプ
    TEXT関数
    数の書式コード

  • docxのルビ文字が消える – LibreOffice

    docxファイルをLibreOffice(4.3.7.2)で開いたところルビ文字のふりがなが親の漢字ごと消えていました。
    検索してみると、
    https://bugs.documentfoundation.org/show_bug.cgi?id=50607
    docであれば大丈夫みたいです。

    OpenXMLのルビまわり

    <w:ruby>...</w:ruby>
    

    http://bit.ly/1eefSdL

  • オートコレクトを無効にする – LibreOffice Writer

    オートコレクトを無効にする

    文章中でハイフンと右向き(不等号) -> を使うことがあるのですが、LibreOfficeのWriterでこの文字を入力すると、自動的に右向き矢印 → に変換されてしまいます。

    自動変換(オートコレクト)をさせたくない場合は、

    書式 -> オートコレクト -> 入力時
    を開いてチェックを外します。

    auto-correct

  • LibreOffice 3.5 がリリースされていました。

    LibreOffice 3.5がリリースされていました。

    http://ja.libreoffice.org/

    Microsoft Visioのインポート機能、UIの改善、多くのバグフィックスを含め
    大幅に機能アップしている様子です。
    ただし、3.4.4以前のバージョンから直接3.5にアップデートすると、
    不具合が発生するようで、一旦3.4.5にアップデートするなど、
    いくつか注意点が書かれています。
    詳しくは上記公式サイトの「3.5の新機能」のページ(一番下あたり)を
    参照してください。

    それと、バージョン3.6に向けてPostgreSQLのネイティブドライバ開発が
    進められているようです。
    このあたりが安定してくると、データベースのUIとして活用範囲が
    結構広がるかも知れません。

  • CSVファイルの数値と指数表示について – LibreOffice Calc

    先日、CSV形式のデータを編集していてトラブルになりかけましたので整理しておきます。

    問題になったのはCSV形式の顧客データで、利用者が希望のユーザIDを登録できるものでした。アルファベットのみやアルファベットと数字の組み合わせであれば良いのですが、数字のみのIDで桁数が多いと Excel や Calc の仕様によって指数表示に変換されてしまう場合があります。

    画面内でスクロールなしで見渡せる程度であれば気がつくかもしれませんが、データ件数が多い場合は知らないまに数値が指数表示に変換されて、しかも指数表示のままテキストデータとして保存されてしまいます。
    そのような問題を回避するには、数字のみの列を「テキスト」列として扱う必要があります。

    テストのために、次のようなサンプルのCSVファイルを用意しました。

    サンプルCSV

    これをLibreOffice Calc(またはExcel)で開くと、テキストインポートのダイアログが表示されます。

    テキストのインポート

    まずは「OK」ボタンをクリックしてそのままインポートしてみます。

    インポート結果

    桁数が多いセル(16桁以上)が指数表示になります。
    これを、そのまま上書き(CSV形式)で保存してみます。
    ※選択した書式を保持をクリック

    CSV形式で保存

    保存したCSVファイルをテキストエディタで開いてみると、16桁以上の行が指数表示のまま文字列として保存されています。

    テキストエディタで確認

    例えば、クレジットカード番号のような数字をIDとして登録していると、CSV形式で編集を行う際にデータを壊してしまう可能性があるということです。
    このような問題を回避するには次のようにします。

    テキストのインポート

    先ほどの「テキストのインポート」ダイアログで問題となる列を選んで列の種類を「標準」から「テキスト」に変更して「OK」ボタンを押します。

    インポート結果

    前回とは違って指数表示がなくなり、すべての桁が表示されています。
    適当に編集して上書きで保存してみます。

    上書き保存
    CSV形式で保存

    保存したCSV形式ファイルをテキストエディタで開いてみます。

    テキストエディタで確認

    16桁以上の行が指数表示に変換されることなく保存されています。
    そして「テキスト」形式の列にはダブルクオートが付いています。
    ここで、テキスト列のダブルクオートを外したい場合は、「名前を付けて保存」->「フィルタ設定を編集する」として、

    名前を付けて保存

    「テキストファイルのエクスポート」ダイアログで「テキストの区切り記号」を空にして保存します。

    テキストファイルのエクスポート

    出来上がったCSVファイルをテキストエディタで開いてみます。

    テキストエディタで確認

    以上です。

    ※下記のページを参考にさせていただきました。
    「Excel:指数表示にされてしまった数値を一気に直す」
    [XL2002]セルの数値が指数表示になる条件

  • LibreOffice Draw のフォント設定

    普段、設計書などドキュメントを書く場合に LibreOffice Draw を使っています。表がメインの場合は Calc のほうが便利ですが、文章と図(画像)がメインの場合は、セルの制約がなくてグリッドで簡単に位置決めができたり、コネクタの機能など Draw が好みです。

    で、Draw で文書を作成する場合に、デフォルトの文字サイズがプレゼンテーション用の 18pt となっていて設計書としては大きすぎ。この文字サイズを、テキスト枠を配置する際に毎回変更となると非常に手間がかかります。

    そこで、文書の標準のスタイルを編集します。

    「書式」->「スタイルと書式設定」を開くと、

    スタイルと書式設定

    次のウインドウが表示されますので「標準」を右クリックして「変更」を選択。

    スタイルと書式設定 – 変更

    すると「標準」スタイルの各種設定が表示されます。

    フォントサイズ

    「フォント」タブを開いて「西洋諸言語用フォント」および「アジア諸言語用フォント」のサイズを希望の数値に変更(例えば、18pt -> 12pt など)してOKをクリックします。

    これでテキスト枠を追加する際は変更したサイズで文字を書くことができます。ただし、新規にファイルを作成する場合は、やはりデフォルトの18ptになってしまいます。
    新規の場合も変更したフォントサイズで書きたい場合はテンプレートを編集します。

    まず、新規ファイル(Draw)を開きます。
    そして、先ほどの手順と同様に「スタイルと書式設定」を編集して標準のテキストのサイズを変更しておきます。

    次に、ドキュメントテンプレートを保存します。
    「ファイル」->「ドキュメントテンプレート」->「保存…」

    ドキュメントテンプレートの保存

    ドキュメントテンプレートのダイアログが表示されますので、「自分のテンプレート」を選んで MyTemplate など自分で名前をつけてOKボタンで保存します。

    自分のテンプレート

    これではテンプレートを保存しただけで、新規ファイルの作成時には適用されません。
    「標準のテンプレート」に設定するには次の操作が必要です。
    「ファイル」->「ドキュメントテンプレート」->「管理…」

    ドキュメントテンプレートの管理

    ドキュメントテンプレートの管理画面が開きますので、先ほど作成した「MyTemplate」を選んで「コマンド」メニューから「標準のテンプレートとして設定」を実行します。

    標準テンプレートとして設定

    これで、次回新規にDrawのファイルを開いた際に希望のフォントサイズで作業を始めることができます。

  • LibreOffice Calc で CSVファイルを扱う

    LibreOfficeのCalcでCSVを編集して保存する際に区切り文字や
    クオートが思うようにならない場合があったので調べてみました。

    サンプルのCSV(メモ帳)

    このような、カンマ区切り、ダブルクオートなしのテキストファイルを用意します。

    ファイルのアイコンをマウス右クリックでCalcから開きます。

    「テキストのインポート」のダイアログが表示されます。

    インポートするCSVのフォーマットに合わせて「区切りのオプション」を
    適宜変更します。
    今回はカンマ区切りでクオートなしなので「テキストの区切り記号」を
    空にしておきます。

    OKボタンでファイルを開くとCalcのスプレッドシートにCSVの
    内容が表示されます。

    スプレッドシートの内容を編集します。

    編集が完了したら上書き保存して一旦ファイルを閉じます。
    そしてメモ帳で開いてみます。

    問題なさそうです。

    では次にCSVを読み込む際のオプションを変えてみます。

    ここでは区切りのオプションを「タブ」、「コンマ」、
    そしてテキストの区切り記号を「”」(ダブルクオート)
    にしました。

    そして同様にCSVファイルを開いて適当に編集し、上書き保存します。

    ODF形式ではない場合の確認ダイアログが表示されました。

    「選択した書式を保持」で保存します。

    メモ帳で開いてみると、タブ区切りでテキスト項目が引用符(ダブルクオート)で
    囲まれています。

    ファイルを開く際の「区切りのオプション」の選び方によって
    保存する際のCSVのフォーマットが変わってしまうようです。

    ということで、CSVファイルを開く際の「区切りのオプション」を正しく
    選んでおくとよさそうです。
    それと、CSVファイルを開いたときの状態がわからない場合は、
    上書き保存ではなくて「名前を付けて保存」として、
    さらに「フィルタ設定を編集する」をチェックしておけば、

    保存時に「区切りのオプション」を調整することができます。

    参考)LibreOffice Help CSV ファイルのインポートとエクスポート

  • LibreOffice Draw で、グリッドの位置合わせ

    以前、LibreOfficeのオプション設定を変更した際に、グリッドでの位置合わせが上手くいかなくなったのであらためて設定方法を確認しました。
    オプション設定画面

    この画面のサブメモリ(横方向、縦方向)の数値を大きくしすぎたのが原因でした。
    例えばグリッドの解像度を 0.25cm としてサブメモリを 2 space(s) とすると0.25cm毎にグリッドが表示され、そのグリッドの間にサブメモリが1個表示されます。なのでグリッドの設定の1/2の間隔でオブジェクトの位置合わせをすることができます。

    これを間違って 20 space(s) としていたために、間隔が細かくなりすぎてグリッドにフィットする感じがなくなっていた模様です。

    LibreOffice HELP 目盛線