カテゴリー: News

  • Chromeで文字化け – Windows7

    昨年の記事「WordPressのダッシュボードで文字化け」に関連して、Windows7でも同様の文字化けがありました。
    今回はWordPressとは関係なく、あるイベントの登録フォームに入力していて文字化けが発生。
    スタイルを確認すると次のようになっています。

    font: normal 1em Verdana, 'Trebuchet MS', Tahoma, sans-serif;
    

    ちなみに[CTRL]+マウススクロールで画面のフォントサイズを変えてみると
    文字化けが解消。特定の文字サイズのみ □ (白抜き四角)で表示される状況です。

    そこで昨年のWinXPのときと同様にフォントをカスタマイズしてみました。
    ※Chromeのデバッグ機能(文字化けしている部分でマウスを右クリックして「要素を検証」)
    今回は “Verdana” を削除したところで文字化けが解消されたので、
    C:\Windows\Fonts フォルダを開いて “Verdana” をマウス右クリックで
    「非表示」に設定して再起動。

    これで文字化けが解消された模様です。
    【追記】[2012.01.23]
    … と思ったのですが、再度文字化けが発生。

    フォントの設定で非表示にしてもアプリケーション側が対応していないと表示されるようです。
    Windows 7 で非表示に設定したフォントが表示される

    やはりフォントを削除する必要があります。
    まず、削除するフォントを念のため他のフォルダあるいは他の媒体にバックアップしておきます。
    それからフォントの削除。

    コントロール パネル\デスクトップのカスタマイズ\フォント
    

    を開いて “Verdana” をマウス右クリックで削除。(\Windows\Fontsフォルダからでも同様)

    このようにエラーが発生して削除できません。
    Chromeが “Verdana” を使用中ということですね。
    Chrome を一旦終了すると “Verdana” を削除することができました。

  • gnuplot でデータをプロットしてみる

    gnuplotを使って、総務省の統計データ(人口推計)をグラフにしてみます。

    gnuplotを準備

    gnuplot

    gnuplotのウェブサイトから
    gnuplotをダウンロードして展開します。
    gnuplot/binary というフォルダの中に
    wgnuplot.exe
    というプログラムがありますのでそれを起動。

    フォントの設定

    gnuplotウインドウに表示される文字が読みにくい場合はフォントを設定します。
    ウインドウ内でマウスを右クリックして「Choose Font…」を開く。

    gnuplot – Choose Font

    設定を保存

    フォントの種類やサイズを変更したら、設定内容を保存します。
    上記と同様に、ウインドウ内でマウスを右クリックして「Update … ***.ini」を選択。

    Update … *.ini

    データファイル(CSV形式)を準備

    総務省統計局のウェブサイトからデータ(Excel形式)をダウンロードします。

    男女別人口

    グラフを作成する範囲を選んで編集

    西暦と人口(数値)の必要な部分を選択して、ひとまず別のシートにコピー(貼り付け)
    不要な列を削除します。

    不要な列を削除

    セルのフォーマットを調整

    3桁ごとのカンマ区切りが邪魔になったりしますので、セルのフォーマットを変更して外しておきます。

    セルのフォーマット
    フォーマットの調整後

    CSV形式で保存

    データが整ったらCSV形式で保存します。
    画面はLibreOffice Calcの例です。Excelの場合も同様にCSV形式で保存します。

    CSV形式で保存

    データをプロット

    準備が整いましたのでデータファイルを使ってプロットします。
    gnuplot(wgnuplot.exe)の画面に戻ります。
    gnuplotのプロンプトでデータファイル(CSV形式)を保存したフォルダに移動します。

    gnuplot> cd "/users/(ユーザ名)/documents/gnuplot"
    ※(ユーザ名)は適宜読み替えてください。

    セパレータを変更します。
    デフォルトでは空白(whitespace)になっていますので、カンマに切り換えます。

    gnuplot> set datafile separator ","

    カンマに切り換えないと

     warning: Skipping data file with no valid points
     x range is invalid

    のようなエラーメッセージが表示されます。
    デフォルト(空白区切り)に戻す場合は、

    gnuplot> set datafile separator whitespace

    または

    gnuplot> set datafile separator

    と入力します。その他に、

    タブ区切り

     gnuplot> set datafile separator "\t"

    または他の区切り文字を指定する場合

    gnuplot> set datafile separator "(区切り文字)" 

    そしてプロットを実行します。
    1列目をx軸に、2列目をy軸にする場合。

    gnuplot> plot "datafile.csv" using 1:2 with linespoints;

    1列目をx軸に、3列目と4列目をy軸にする場合。

    gnuplot> plot "datafile.csv" using 1:3 with linespoints, "datafile.csv" using 1:4 with linespoints;

    これで次のようなグラフが出来上がります。

    Gnuplot window
  • 画面のコピー – Windows7

    Windows7で画面のコピー(スクリーンショット)を取る方法。

    • キーボードによるコピー
      従来のWindowsと同様に、[Print Screen]ボタンを押すと
      画面全体がクリップボードにコピーされます。
      [Alt]を押しながら[Print Screen]を押すと
      一番手前のウインドウ(アクティブウインドウ)のみが
      クリップボードにコピーされます。
      あとはWordやExcelに貼り付けたり、ペイントで編集したりします。
    • Snipping Toolによるコピー
      「スタート」メニューから
      「すべてのプログラム」->「アクセサリ」->「Snipping Tool」を開きます。

      そのままコピーしたい領域(四角形)をマウスで指定します。
      または「新規作成」の右側にある「▼」をクリックして切り取り方法を
      選びます。

      必要に応じて「ツール」メニューから蛍光ペンを選ぶなどして
      編集します。

  • メールとブラウザのデータを移行

    メールやブラウザのデータをWindowsXPからWindows7に移行する場合の備忘録です。

    Thunderbirdのメールやアカウントをすべて移行

    ※あらかじめ移行先(Windows7)にThunderbirdをインストールしておきます。

    • コピー元(WindowsXP)
      C:\Documents and Settings\(ユーザ名)\Application Data\Thunderbird\Profiles
      上記フォルダ内にある xxxxxxxx.default というフォルダ
      ※xxxxxxxxは適宜読み替えてください。
    • コピー先(Windows7)
      C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles
      上記フォルダ内に先ほどの xxxxxxxx.default をコピーします。
      すでに yyyyyyyy.default のようなフォルダがあると思いますので、
      念のためそのまま残しておきます。
    • profiles.iniを編集
      C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Roaming\Thunderbird
      上記フォルダ内に profiles.ini というファイルがありますので
      メモ帳などで開いて次のように編集します。

      (編集前)
      Path=Profiles/yyyyyyyy.default
      (編集後)
      Path=Profiles/xxxxxxxx.default
      

    Chromeの設定(ブックマークや保存したパスワードなど)をすべて移行

    • コピー元(WindowsXP)
      C:\Documents and Settings\(ユーザ名)\Local Settings\Application Data\Google\Chrome\User Data
      上記フォルダ内の Default フォルダ
    • コピー先(Windows7)
      C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Local\Google\Chrome\User Data
      先ほどの Default を上記フォルダ内へコピーします。
      ※念のためコピーする前に、既存の Default フォルダをバックアップしておきます。

    またはGoogleの「同期」を利用する

    • コピー元(WindowsXP)
      Chromeの「設定」->「オプション」を開きます。
      そして「個人設定」->「ログイン」でGoogleアカウントに接続し、必要な項目を選んで同期させます。
    • コピー先(Windows7)
      ※コピー元と同様です。
      Chromeの「設定」->「オプション」を開きます。
      そして「個人設定」->「ログイン」でGoogleアカウントに接続し、必要な項目を選んで同期させます。
  • TeXで横線

    TeXの練習で、文章中に横線を引こうとして苦労している事例を見かけたので調べてみました。
    \hrule や \vrule というのもありますが、文章の途中で且つ中ほどの高さに線を引く場合は \rule を使うのがよさそうです。

    参考書「美文書作成入門」

    \rule[depth]{width}{height}
    \rule[1mm]{2cm}{0.3mm} あいうえお \rule[1mm]{2cm}{0.3mm}
    \rule[0.3zw]{3zw}{0.1zw} あいうえお \rule[0.3zw]{3zw}{0.1zw}
    ※zw:和文フォント1文字分の幅
  • Bloggerの収益化 – AdSence(広告)の設置

    Bloggerを使ってブログを公開する際の「収益化」を試してみました。
    手順1)管理画面の収益化を開く。
    収益化
    手順2)レイアウトを決める。
    レイアウト
    手順3)アカウントを指定。AdSenceのアカウントがなければ作成します。
    ※あらかじめGoogleアカウントでAdSenceに登録しておく方がスムーズかもしれません。
    アカウント
    手順4)設置完了。IDが発行されます。
    完成
    手順5)公開ページの確認。広告が表示されているか確認します。
    広告の確認
    以上です。

  • LibreOffice Draw で、グリッドの位置合わせ

    以前、LibreOfficeのオプション設定を変更した際に、グリッドでの位置合わせが上手くいかなくなったのであらためて設定方法を確認しました。
    オプション設定画面

    この画面のサブメモリ(横方向、縦方向)の数値を大きくしすぎたのが原因でした。
    例えばグリッドの解像度を 0.25cm としてサブメモリを 2 space(s) とすると0.25cm毎にグリッドが表示され、そのグリッドの間にサブメモリが1個表示されます。なのでグリッドの設定の1/2の間隔でオブジェクトの位置合わせをすることができます。

    これを間違って 20 space(s) としていたために、間隔が細かくなりすぎてグリッドにフィットする感じがなくなっていた模様です。

    LibreOffice HELP 目盛線

  • tesseract-ocr の config を使ってみました。

    http://code.google.com/p/tesseract-ocr/

    プロジェクトのサイトにあるように、元々HP社で開発されたOCRソフトで、現在はGoogleプロジェクトとしてメンテナンスされているようです。

    今回はWindows版(win32, portable)をダウンロードして試してみました。
    FAQはこちら(英語)

    画像の中から認識したい文字列があらかじめ決まっている場合は、Configを利用すると良さそうです。
    特にオプションを指定しないで実行すると、画像の中から文字のある領域をブロックとして切り出して、認識処理を行いますので多少複雑なレイアウトだと、かえって上手くいかない場合があります。

    例えば、” -PSM 6″ というオプションを使うと、画像全体を1個のブロックと思って、そこからテキストの認識を行ってくれます。
    さらに、” nobatch digits” というコンフィグオプションを追加すると、アプリケーションフォルダ内の “tessdata/configs/digits” を参照して処理を行います。

    ちなみに、 “tessdata/configs/digits” の中身は次のようになっています。

    tessedit_char_whitelist 0123456789-.

    なので、この “0123456789-.” の部分を認識したい文字列に編集すれば、これにマッチするものだけを取り出すことができます。

  • Paint.NETのインストールに失敗する場合 – Windows

    PC(Windows7)に画像編集ツール “Paint.NET” をインストールしようとして
    エラーになり、あきらめていたところやっと解決しました。

    Paint.NETの公式サイト

    どうやら、普段使っているのとは別のユーザアカウントでインストールしていたのが主な原因でした。ただし、管理者権限でコントロールパネルからアンインストールしようとしてもエラーになってしまいます。この状態だと、新しいバージョンを上書きインストールすることもできません。

    結局、削除ツールを使って強制的に削除することで解決しました。
    使用したツールは
    “Revo Uninstaller”
    です。Free版とPro版があります。

    これを使ってアプリケーションの一覧からPaint.NETを選択して
    アンインストールを実行すると、これまでと同様にエラーになりますが、
    次のステップで関連するレジストリを見つけてくれるので、それをすべて
    選択して「削除」することでアンインストールが完了しました。

    この後、最新版のPaint.NETインストーラを使ってインストール完了。

  • Androidアプリをピックアップ

    LinkedInのAndroidグループで必携アプリに関する記事があって、そのコメントに各自のおすすめアプリが紹介されていたのでその中からピックアップしてみました。

    いずれも、アプリの名前でAndrodマーケットを検索して見つかったものです。
    動作確認等は行っておりません。中には日本国内では使えないものもありますので
    ご注意願います。